ボローニャ展と桜と苺と
Bologna Children’sBook Fair and Cherry Blossoms

ボローニャ展会場

PRコーナー

ポルトガルのテーマ展示

イタリアのボローニャ市で毎年開催されているボローニャ国際絵本原画展を初めて見に行きました。ボローニャ展は入選作品の原画展をはじめ、作家は作品の売り込み、企業は絵本やキャラクターのライセンスの売買など、絵本を中心に作家と企業のビジネス&コミュニケーションの場として世界に注目されている見本市です。
まず会場に入るとすぐにイラストレーターのPRコーナーがあり、それぞれ制作したプレゼンシートを好きに貼っていきます。(早くいかないと場所がすぐに埋まってしまうため注意♪)
それからポルトガルを代表するイラストレーターの展示コーナー。赤いトランクの中を除くと作品が見られるあたりがなかなかオシャレ♪毎年1か国ずつ選ばれてテーマ展示がされているとのこと。

企業ブース

韓国のブース

街の桜

原画展、企業ブースは沢山の人たちで賑わい、作家が直接売り込みをして上手くいくと、その場でお仕事が貰えたりすることも。人気の出版社には列ができていました。(売り込みは受付てくれる出版社とそうでないところがあるので注意。)それから企業ブースの広さには驚きました。特に韓国のブースは元気だったな。国をあげて応援してるような印象がありました。
感じたことは、日本の絵本作家を目指す方はもちろんのこと、モノづくりが好きな人、様々なビジネスに興味がある人など幅広い分野の人達にもこのイベントを知ってもらいたい、そして参加してもらいたいなと心から思いました。絵本×何か???の新しい可能性が生まれる予感がするからです。それに一度にこれだけ多くの絵本に関わる人々、企業が集まることなんてなかなかないですから。
今回家具デザイン研究所の朝山さんのご案内で会場を周りました。朝山さんは家具デザインの学校をしているほか、絵本のための家具も制作しています。とても素敵な方で来年はボローニャで出展することを検討中とのこと。それから、右も左もわからない私にいろいろと教えてくださった絵本作家の宮沢ゆかりさん、久保貴之さん、早川純子さん、のだよしこさん、旦那さま♪他本当にありがとうございました。
朝山 隆さん http://www.kaguken.com/
宮沢ゆかりさん http://www1.odn.ne.jp/yukarimiyazawa/
久保貴之さん http://homepage.mac.com/sheephouse/top.htm
早川純子さん http://www.umiusi.net/antler/
のだよしこさん http://yoccilog.blogspot.jp/
そして、板橋区立美術館の松岡さん本当にありがとうございました。
皆様に感謝。
ボローニャ展をもっと詳しく知りたい方はこちらhttp://www.itabashiartmuseum.jp/art/bologna/index.html

桜の根元

市場の苺

ローマのショーウィンドウ

♪♪♪余談♪♪♪
ボローニャ展の帰りに街を歩いているとかわいい桜並木が。景色が違うとこうも違ってみえるのかと不思議な気持ちになりました。なんだか造花のようにも見えました。それに小ぶりなものばかり。植えたばかりなのか、その形にカットしてるのか?しかも根元を見るとまたかわいいこと!
おぉ、市場にはおっきな苺が!!
本当におっきい。
こんなにいっぱい入って
450円くらいでした。
驚いたのは女性のスリ集団がいるとか。
髪をアップにしたわりと綺麗な服装らしい…。
キョロキョロ周りを見回しながら注意をして歩いたので(かなり怪しいかも。)
今回は大丈夫でした。
ローマのスペイン坂近くのショーウィンドウで
みかけたおしゃれ?なバック。日本の新聞…。
おもしろいなぁ。
イタリア、本当にいい国でした。
オリーブオイル、こしょう、バルサミコ酢、バジルソース…。
美味しいものがいっぱい♪
また行きたい国です。
☆この記事のもう少し詳しい内容が
絵本のチカラのサイトで見られます♪
http://www.jlds.co.jp/ehon_no_chikara/